山形県花「紅花」の最上紅花を摘み、花びらを乾燥させたものを「乱花(らんか)」といいます。紅花は口紅の原料や染物に使われますが、もちろん食品にも使えます。紅花を入れた製品はそば、漬物、キャンディ、お菓子、お茶などがあります。家庭では浅漬けに入れたり、沢庵をつける際には糠と一緒に入れたり、ドレッシングに混ぜたり、紅花酒を作ったり、きれいなごはんもできます。ぜひ、いろんな料理に挑戦してください。
「まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花」天童から山寺へ向かう松尾芭蕉が元禄2年(1689年)奥の細道で詠んだ句です。紅花は末摘花ともいわれました。朝露にぬれて柔らかいうちに収穫され、小さな紅餅に加工されて北前船で京へ運ばれていました。山形からは紅を、京からは帰り船で日用品などが運ばれてきました。山形の雛街道といわれる旧家に伝わる「享保雛」「古今雛」などは紅花交易で運ばれてきたものです。紅花は「紅一匁(もんめ)金一匁」と、とっても高価なものでした。
名称 最上紅花(花弁乾燥品)
原材料名 最上紅花(原産国:山形県)
内容量 10g
賞味期限 1年(製造は年1回となりますので賞味期限は短くなります。)
保存方法 直射日光、高温多湿を避け、なるべく乾燥した場所に保存してください。
加工者 株式会社 長寿園本舗
※紅花を沢庵等漬物の色出しにご利用の場合はやまぶき色となります。