山形銘菓といえばふうき豆。粒よりの青えんどうまめを原料に、豆の皮を剥き、美しいみどり色を大切に作りました。もちろん着色料は使用していない自然色です。糖分をおさえ、少々の塩を加えて上品な甘さに仕上げてあります。ぽくぽくした口ざわりが自慢の生菓子です。よく「ウグイス豆」じゃないのというご質問をいただきます。甘納豆類のうぐいす豆も青えんどうを使っていますが、ふうき豆は皮をむいて使います。また、砂糖が甘納豆の保存料の役割をしているのですが、砂糖の量をおさえてしっとりとつくられているため、甘納豆よりも自然の豆の風味が味わえるというのが特徴です。
明治時代、菓子作りが趣味の床屋さんがおり、この豆菓子が美味しいとの評判が上がりました。そこで床屋さんは本業をやめ、この豆菓子作りに転向したのです。青えんどうを蒸(ふ)かす時に立ち上る湯気、熱気が噴き、噴くことから「ふき豆」といわれ、縁起の良い富と貴をあてて富貴豆(ふうきまめ)となったようです。現在では山形市内に数軒のふうき豆の専門店がありますが各店でそれぞれに工夫があり製造方法味付けがありこれを試してみるのもおもしろいですよ。
品名 生豆菓子
原材料名 青えんどう・砂糖・食塩・グリシン・酢酸Na
内容量 1箱(70gパック×2)
賞味期限 製造日より30日
保存方法 直射日光、高温多湿をさけて保存してください。
1パック(70g)あたりの栄養成分
熱量 175Kcal
たん白質 5.9g
脂質 0.6g
炭水化物 36.5g
ナトリウム 168mg
※紅花ふうき豆は生菓子です。開封後保存するときは密封し冷蔵庫で保存しできるだけ早めに召し上がりください。
※夏場は冷してお召し上がりいただきますと一段と風味が引き立ちます。
※8/10~8/16は製造工場がお休みのため、販売を休止いたします。